細菌尿路感染症
最近尿路感染症や性行為感染症の原因菌で色々な抗生物質に耐性ができてしまって、治りが悪くなっているケースが多いようです。
これはある意味で抗生物質と細菌の知恵比べみたいなものなのですが、事実今まで効いていた薬が効かなくなることがよくみられます。特に膀胱炎におけるナリジクス酸や尿道炎におけるニューキノロン系薬物は耐性菌が多くみられます。
これらは数年前まではほとんどの細菌で効果があったのですが、現在では耐性菌が多数存在することがわかっています。
そのため膀胱炎や性行為感染症の時は、まず泌尿器科を受診し、尿の検査で培養検査と感受性検査をおこなって、どの薬がどの位効くかを確かめて抗生物質を選ぶ事が必要となります。
これにより適切な薬が選べ、慢性化を防ぐ事が出来ます。
一時淋病にニューキノロン系薬剤が効くということで多くの泌尿器科の医者が好んでこのタイプの薬を使いました。
この結果として最近の淋菌はほとんどニューキノロンが効かなくなっておりますのでご用心ください。